【9/29締切】デジタル化・AI導入補助金2026を解説!対象経費と補助額は?

皆さんは、「デジタル化・AI導入補助金2026」という制度をご存じですか?
これまで「IT導入補助金」という名前で知られていた、中小企業や個人事業主のIT・AI導入を後押しする国の補助金です。
「名前が変わったのは聞いたことあるけど、中身までは追えていない…」
という方も多いんじゃないでしょうか?
結論から言うと、次の申請の締切は2026年9月29日(火)17:00。この記事を書いている2026年9月18日から数えると、残り11日しかありません!
そこで今回は
- 「デジタル化・AI導入補助金2026」がどんな制度か、旧IT導入補助金との違い
- もらえる補助額の目安と、対象になる経費・ならない経費
- 次の締切(9月29日)と、その先の締切(10月30日)
- 申請するときに気をつけたいこと
を解説していきます。
「うちの会社は対象になるのかな?」という方は、最後までご覧ください😉
「デジタル化・AI導入補助金2026」とは?IT導入補助金との違い

それでは、まず最初に制度の概要を簡単にご紹介しましょう。
中小企業庁が公表している公募要領によると、2026年度から「IT導入補助金」の名称が「デジタル化・AI導入補助金」に変わりました。
制度の骨格自体はこれまでのIT導入補助金を引き継いでいますが、主な変更点は次の2つです。
- 対象ツールが「AI機能を搭載したツール」として明確に位置づけられた
- 2回目以降の申請では、賃上げに関する要件が追加された
つまり、「ITツールの導入を助けてくれる補助金」というベースは変わらないまま、AI活用への後押しが強くなった、というイメージですね。
枠組みも「通常枠」「インボイス枠」「セキュリティ対策推進枠」「複数者連携デジタル化・AI導入枠」という構成が引き継がれています。
ちなみに、以前この記事でも「中小企業がAI導入を始めるための5つのステップ」をご紹介しましたが、AI導入の「お金の面」を後押ししてくれるのが今回の補助金だと思ってください。

通常枠で使える補助額はいくら?補助率の早見表

ここまでは、制度の全体像をご説明しました。
ここからは、皆さんが一番気になるであろう「いくらもらえるのか」を見ていきましょう。
公式サイトによると、最も申請数の多い「通常枠」の補助額・補助率は次のとおりです。
| プロセス数 | 補助額 | 補助率 |
|---|---|---|
| 1プロセス以上 | 5万円以上150万円未満 | 1/2以内 |
| 4プロセス以上 | 150万円以上450万円以下 | 1/2以内 |
ここで言う「プロセス数」とは、会計・受発注・決済・顧客対応など、ITツールで効率化できる業務プロセスの数のこと。
ざっくり言うと、効率化する業務の幅が広いほど、もらえる金額も大きくなるしくみです。
さらに、次の条件を満たす場合は補助率が2/3以内まで引き上げられます。
「令和6年10月から令和7年9月までの間に3か月以上、地域別最低賃金未満で従業員を雇用しており、その従業員が全従業員の30%以上を占める」というケースです。
ぶっちゃけ、ちょっと分かりにくい条件なので、自社が当てはまるかどうかは公式サイトか、後ほどご紹介する相談窓口で確認するのが確実です。
なお、インボイス枠やセキュリティ対策推進枠は、通常枠とは補助率・補助額の仕組みが異なります。この記事では申請数の多い通常枠を中心にご紹介していますので、ほかの枠を検討したい方は必ず公式サイトで最新の情報を確認してくださいね。
対象になる経費・ならない経費

次に、補助の対象になる経費を見ていきましょう。
通常枠の対象経費は、大きく「必須の経費」と「オプションの経費」に分かれています。
必須の経費
- ソフトウェアの購入費
- クラウドサービスの利用料(最大2年分)
オプションの経費
- 既存システムとの機能拡張・データ連携ツール
- セキュリティ対策にかかる費用
- 導入コンサルティング、設定・研修、保守サポートの費用
ポイントは、ソフトウェアやクラウド利用料が必ず必要で、そこに研修や保守サポートなどをオプションで組み合わせられる、というイメージです。
逆に、パソコンやタブレットそのものの購入費、事務所の家賃、人件費といった経費は対象になりません。
「AIチャットボットを導入したいけど、その前提のパソコンも欲しい」という場合、パソコン代は対象外になるので要注意です。
次の締切は9月29日17時|間に合わなくても10月30日にもう一度チャンスがある

ここまでは、補助金の中身と対象経費をご説明しました。
ここからは、一番大事な「いつまでに申請すればいいのか」というスケジュールのお話です。
公式サイトの事業スケジュールによると、締切は次のとおりです。
| 対象の枠 | 締切 | 交付決定(予定) |
|---|---|---|
| 通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠 | 2026年9月29日(火)17:00 | 2026年11月9日(月) |
| 複数者連携デジタル化・AI導入枠 | 2026年10月30日(金)17:00 | 2026年12月10日(木) |
この記事の公開日(9月18日)から見ると、通常枠の締切まで残りわずか11日しかありません。
「もう間に合わないかも…」と思った方も、ご安心ください。
複数の会社が連携してデジタル化に取り組む「複数者連携デジタル化・AI導入枠」であれば、10月30日までチャンスが残っています。
また、公式サイトには「確定している募集回のスケジュールのみ公表しており、以降のスケジュールは随時更新する」との案内もあります。
つまり、この2回で終わりというわけではなく、今後もう少し回数が続く可能性があるということですね。
とはいえ、申請書類の準備には一定の時間がかかります。少しでも興味がある方は、締切ギリギリではなく早めに動き出すのがおすすめです。
花巻市・岩手県で相談できる窓口

「制度は分かったけど、自分だけで申請書類を用意するのはハードルが高い…」と感じる方も多いと思います。
岩手県花巻市には、デジタル化やAI導入を含めた中小企業支援の相談窓口として「花巻市起業化支援センター」があります。
所在地は花巻市二枚橋5-6-3、電話番号は0198-26-5430です。
個別の相談枠や対応可能な内容は変わることがあるので、詳しくは事前にお問い合わせのうえ確認してくださいね。
「そもそも自社にAIやITツールが必要かどうかから相談したい」という場合は、ツナガルにご相談いただくことも可能です。
補助金を使うときに気をつけたいこと

最後に、申請する前に知っておいてほしい注意点を2つご紹介します。
注意点① 補助金は「後払い」
注意点の1つ目が「補助金は後払い」ということです。
ツールの導入費用は、いったん自社で立て替えて支払い、その後の事業実績報告を経てから補助金が振り込まれる流れになります。
申請が通ったからといって、すぐに補助金がもらえるわけではないので、資金繰りには注意しておきましょう。
注意点② 目的と合わないツール選びはNG
注意点の2つ目が「目的と合わないツール選びはNG」ということです。
「補助金がもらえるから」という理由だけでツールを選んでしまうと、結局使いこなせずに終わってしまうケースも少なくありません。
帝国データバンクの調査(2026年3月実施、有効回答10,312社)では、生成AIを活用している企業のうち86.7%が「効果が出ている」と回答した一方、活用企業自体は全体の34.5%にとどまっています。
つまり、正しく使えば効果を実感しやすい一方で、まだ使いこなせていない会社も多いというのが実情のようです。
補助金ありきでツールを決めるのではなく、「自社のどの業務を楽にしたいのか」を先に整理してから、それに合うツールを選ぶ順番を大切にしてくださいね。
まとめ
今回は、「デジタル化・AI導入補助金2026」と題して
- IT導入補助金から名称が変わり、AI機能の位置づけが明確になった
- 通常枠の補助額は5万円〜450万円、補助率は1/2(条件を満たせば2/3)
- 対象経費はソフトウェア購入費・クラウド利用料が必須
- 次の締切は9月29日17時、その先に10月30日の締切もある
- 補助金は後払い、ツール選びは目的優先で
を解説しましたが、いかがだったでしょうか?
正直なところ、制度の名前や枠組みが変わるたびに「またか…」と感じる方もいらっしゃると思います。
ですが、うまく活用できれば、AI導入のハードルをグッと下げてくれる心強い制度であることは間違いありません。
「うちの会社でも使えるかな?」と思った方は、締切が近づく前に、まずは対象になるかどうかを確認するところから始めてみましょう!
ツナガルでは、AI導入や補助金の使い方も含めたご相談をお受けしています。
「何から手をつければいいか分からない」という方は、ツナガルAIやお問い合わせから、お気軽にご相談ください。
参考・確認日:2026年9月17日
・デジタル化・AI導入補助金2026 事業スケジュール
・デジタル化・AI導入補助金2026 通常枠
・中小企業庁「デジタル化・AI導入補助金2026の公募要領を公開しました」
・帝国データバンク「生成AIに関する企業の動向調査(2026年3月)」
・花巻市起業化支援センター
※制度の詳細や最新の締切情報は、必ず公式サイトでご確認ください。
