【要更新】WordPress 7.1.1はすぐ更新を!セキュリティ修正11件と安全な手順

よくある質問の中で、
「WordPressの管理画面に出てくる”更新してください”のお知らせ、押しても大丈夫ですか?」
というものがあります。
ホームページの保守をお手伝いしていると、ホント、よく聞かれるんです。
「押したら壊れそうで怖い」「触らない方が安全な気がする」
そんな声もよく聞きます。
結論から言うと、今回の更新は、できるだけ早く行ったほうがいいです!
2026年9月18日に公開されたWordPress 7.1.1は、セキュリティの修正が含まれた「セキュリティリリース」だからです。
そこで今回は
- WordPress 7.1.1で何が直されたのか
- 更新を後回しにすると何が起きるのか
- 自動更新をオンにしていても確認したほうがいい理由
- 失敗しないための準備と、実際の更新手順
を解説していきます。
自社のホームページをWordPressで作っている方は、ぜひ最後までご覧ください😉
WordPress 7.1.1で何が変わった?セキュリティ修正は11件

それでは、まず最初に今回の更新の中身を簡単にご紹介しましょう。
WordPress 7.1.1は、日本時間の2026年9月18日に公式サイトで公開されました(英語版の発表は現地時間9月17日付です)。
公式の発表によると、直された内容は次のとおりです。
| 修正の種類 | 件数 |
|---|---|
| セキュリティ修正 | 11件 |
| WordPressコアのバグ修正 | 17件 |
| ブロックエディターのバグ修正 | 19件 |
注目してほしいのは、いちばん上のセキュリティ修正11件です。
セキュリティ修正というのは、「悪用されるとマズい穴」をふさぐ修正のこと。
だからこそWordPress公式も、告知の中ではっきりこう書いています。
「セキュリティリリースのため、サイトをできるだけ早く更新することを推奨します」
公式が「できるだけ早く」と言うのは、なかなか強いメッセージだと僕は思っています。
ちなみに、7.1.1は「7.1」の小さな修正版です。
デザインや使い勝手がガラッと変わるような大きな更新ではありません。
なお、次の大きな更新となるWordPress 7.2は、12月にリリース予定と公式が発表しています。
更新を後回しにすると何が起きる?IPAも注意喚起を出しています

ここまでは、7.1.1で何が直されたのかをご説明しました。
ここからは、「じゃあ更新しないとどうなるの?」というお話をしていきます。
実は今年の7月、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)がWordPressの脆弱性(ぜいじゃくせい)について注意喚起を出しています。
脆弱性とは、プログラムの中にあるセキュリティ上の弱点のことです。
IPAは国の機関で、情報セキュリティの注意喚起を出している、いわば本家本元。
そのIPAが、2026年7月22日に「WordPressの脆弱性対策について(CVE-2026-60137、CVE-2026-63030:wp2shell)」という注意喚起を公開しました。
対象となっていたのは、WordPress 6.8系・6.9系・7.0系の古いバージョンです。
そしてIPAは、こう呼びかけています。
「自動更新によってバージョンアップされているかどうかを確認し、バージョンアップされていない場合には手動でのバージョンアップを検討してください」
つまり、「自動更新まかせにせず、自分の目で確認してね」ということなんですね。
ホームページが乗っ取られてしまうと、身に覚えのないページが勝手に作られたり、訪問者に迷惑をかけてしまったりすることがあります。
お客様に見ていただくためのホームページが、逆にご迷惑をかける側になってしまう…
これは絶対に避けたいですよね。
ちなみに、放置されているサイトほど古いバージョンのまま止まっていることが多いです。
「作ったきり、ここ数年ログインしていない」という方は、この機会にぜひ一度ログインしてみてください。
「自動更新にしてるから大丈夫」と油断できない理由

「ウチは自動更新をオンにしてるから平気でしょ?」
と思われるかもしれません。
たしかにWordPressの公式も、「自動バックグラウンド更新をサポートするサイトでは、更新プロセスが自動的に始まります」と書いています。
ただ、これはあくまで「サポートするサイトでは」という条件付きなんです。
サーバーの設定や、入れているプラグイン、ファイルの権限などによって、自動更新が動かないことがあります。
また、7.0系から7.1系のような「メジャー更新(大きな更新)」は、設定によっては自動では上がりません。
IPAがわざわざ「確認してください」と書いているのも、そういう理由だと思っています。
確認のしかたはカンタンです。
- WordPressの管理画面にログインする
- 左メニューの「ダッシュボード」→「更新」を開く
- 今のバージョンと、更新のお知らせが出ていないかを見る
ここが「最新版です」となっていれば、ひとまずホッとしていただいて大丈夫です。
WordPressの更新前にやっておきたい3つのこと

ここまでは、更新が必要な理由と確認のしかたをご説明しました。
ここからは、実際に更新ボタンを押す前の準備をご紹介します。
「怖くて押せない」という気持ち、メチャメチャよく分かります。
でも、次の3つをやっておけば、かなり安心して押せるようになりますよ。
準備① バックアップを取る
準備の1つ目が「バックアップを取る」です。
バックアップとは、サイトの中身(記事のデータとファイル)の控えを取っておくことです。
これさえあれば、万一おかしくなっても元に戻せます。
レンタルサーバーによっては、管理画面から自動バックアップや復元ができるところもあります。
まずはご契約のサーバー会社のマニュアルを見てみてください。
準備② プラグインとテーマの状況を確認する
準備の2つ目が「プラグインとテーマの状況を確認する」です。
表示が崩れるトラブルは、WordPress本体そのものより、古いプラグインやテーマとの相性で起きることが多いです。
プラグイン一覧を開いて、何年も更新が止まっているものがないかをチェックしておきましょう。
使っていないプラグインは、この機会に停止・削除しておくのもおすすめです。
準備③ 更新する時間帯を選ぶ
準備の3つ目が「更新する時間帯を選ぶ」です。
更新の最中は、ほんの少しの間だけサイトがメンテナンス表示になります。
お問い合わせが多い時間や、キャンペーンの直前は避けたほうが無難です。
そして、何かあってもすぐ対応できる時間に行うこと。
金曜の夜に更新して、そのまま週末に突入…というのはチョット危険です😅
WordPressの更新手順|管理画面から3ステップ

準備ができたら、いよいよ更新です。
手順はとてもシンプルで、次の3ステップだけです。
- 管理画面の「ダッシュボード」→「更新」を開く
- WordPress本体の「今すぐ更新」を押す
- 終わったら、プラグインとテーマの更新も行う
本体の更新が終わると、「WordPressの更新が完了しました」といった画面に切り替わります。
そのあとが大事で、必ずサイトの表示を自分の目で確認してください。
見ておきたいのは、この4か所です。
- トップページの見た目(パソコンとスマホの両方)
- お問い合わせフォームが送信できるか
- サービス紹介など、よく見られるページの表示
- 記事の投稿・編集画面がちゃんと動くか
特にお問い合わせフォームは、壊れていても気づきにくい場所です。
自分あてにテスト送信して、メールがちゃんと届くところまで確認するのがおすすめですよ。
更新したら表示が崩れた…そんなときの対処法と相談先

ここまでは、更新の準備と手順をご説明しました。
ここからは、「更新したら表示がおかしくなった!」というときのお話です。
まず、あわてて色々な設定をいじらないこと。
これが一番大事です。
ブラウザに古い表示が残っているだけ、ということもよくあるので、まずはキャッシュを消して再読み込みしてみてください。
キャッシュ系のプラグインを使っている場合は、そのキャッシュの削除も試してみましょう。
それでも直らないときは、原因の切り分けです。
プラグインを一つずつ停止して、どれが原因かを探していきます。
ただ、正直に言うと…
ここから先は、普段WordPressを触っていない方にはチョットしんどい作業だと思います。
無理に自分で直そうとして状況が悪化してしまうケースも、実際にあります。
そんなときは、バックアップから戻したうえで、制作会社や保守をお願いしている会社に相談するのが一番早いです。
「誰に頼めばいいか分からない」という方は、ツナガルにご相談いただいても大丈夫ですよ😉
まとめ
今回は、「【要更新】WordPress 7.1.1はすぐ更新を!セキュリティ修正11件と安全な手順」と題して
- WordPress 7.1.1は2026年9月18日公開のセキュリティリリース
- セキュリティ修正11件、公式も「できるだけ早く更新を」と推奨
- IPAも7月にWordPressの脆弱性で注意喚起を出している
- 自動更新まかせにせず、管理画面で自分の目で確認する
- 更新前はバックアップ・プラグインの確認・時間帯選びの3つを
を解説しましたが、いかがだったでしょうか?
ホームページは、作って終わりではありません。
以前の記事「【必見】ホームページの必要性を解説!持たないデメリットがヤバすぎた」でも書きましたが、持つからには、ちゃんと動く状態を保つことが大切だと思っています。
岩手県内でも、まだホームページを持っていない事業者さんは少なくありません(「中小企業のホームページ開設率を調査!全国と東北地方の格差が判明!」)。
せっかく作ったホームページなら、なおさら大切に育てていきたいですよね。
まずは今日、管理画面にログインしてバージョンを確認するところから始めてみましょう!


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ツナガルはホームぺージを制作し、お渡ししたらそれで終わりということは絶対にしたくありません。
ホームぺージの持つ力を十分に発揮させるには、必ず時間と手間が必要です。
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参考・確認日:2026年9月20日
・WordPress.org 日本語「WordPress 7.1.1 メンテナンスとセキュリティのリリース」(2026年9月18日)
・WordPress.org News「WordPress 7.1.1 Maintenance and Security Release」(2026年9月17日)
・IPA「WordPressの脆弱性対策について(CVE-2026-60137、CVE-2026-63030:wp2shell)」(2026年7月22日)
