ホームページとSNSの使い分け!どっちを先に作る?連携のコツも解説

よくある質問の中で、
「ホームページとSNS、どっちを先に作ればいいですか?」
というものがあります。
「とりあえずInstagramは始めたけど、ホームページまで必要なのかな…」
そんな声も聞きます。
結論から言うと、どちらを先にするかは業種で変わりますが、SNSだけで終わらせないことが大事です!
SNSは「人に届ける力」が強く、ホームページは「調べた人に答える力」が強い。役割がまったく違うからです。
そこで今回は
- ホームページとSNSの違い(流れる情報と残る情報)
- ホームページとSNSはどっちを先に作る?業種別の目安
- SNSだけに頼るのが心配な理由
- ホームページとSNSの連携のコツと、よくある失敗
を解説していきます。
花巻の小さなお店や会社でも、今日からできることまで落とし込みました。最後までご覧ください😉
ホームページとSNSの違いは?「流れる情報」と「残る情報」で考える

まず最初に、ホームページとSNSの違いを簡単にご紹介しましょう。
難しく考えなくて大丈夫です。僕はいつも、この2つで説明しています。
SNSは「流れる情報」、ホームページは「残る情報」。
SNSの投稿は、タイムラインを流れていきます。投稿した日がいちばん見られて、1週間経てばほとんど誰も見ません。
一方でホームページは、置いておけば残ります。半年前に書いたページが、今日「花巻 〇〇」と検索した人に読まれる、ということが起きるんです。
表にすると、こんな感じです。
| 見るところ | SNS | ホームページ |
|---|---|---|
| 情報の性質 | 流れる(その日が勝負) | 残る(あとから読まれる) |
| 出会い方 | おすすめ・フォロー経由 | 検索・紹介・名刺から |
| 得意なこと | 知ってもらう・雰囲気を伝える | 調べた人に答える・信用してもらう |
| 場所の持ち主 | SNSの運営会社 | 自分(独自ドメイン) |
| 始めやすさ | 無料ですぐ始められる | 費用と時間がかかる |
「SNSをやっている人は多いんだから、SNSだけで十分じゃない?」
そう思うのも無理はありません。実際、総務省の「令和7年通信利用動向調査」では、インターネットを使っている人の利用目的でいちばん多かったのがSNSの利用でした。
「インターネットの利用目的・用途をみると、「SNS(無料通話機能を含む)の利用」の割合が82.3%と最も高い。」
総務省「令和7年通信利用動向調査の結果」(令和8年5月29日公表)
たしかに、人がいる場所はSNSです。
でも、投稿が「見てもらえる」かどうかは、また別の話なんです…。
たとえばLINE公式アカウントの新しい「投稿」機能について、LINEヤフーの公式のお知らせにはこう書かれています。
「投稿すると必ず表示されるわけではありません。投稿は当社の基準に従って表示されます。」
LINEヤフー for Business「「投稿」機能の提供開始について」(2026年9月16日更新)
これはLINEに限った話ではなく、どのSNSでも同じ考え方です。
SNSは、場所を貸してもらって発信している。だから「誰にどれだけ見せるか」は、運営側が決めるんですね。
ホームページとSNSの違いについては、ツナガルWebの「SNSはホームページの代わりはウソ!違いと効果的な連携方法を解説」でもくわしく書いています。あわせて読んでみてください。
ホームページとSNSはどっちを先に作る?業種別の目安

ここでは、これから発信を始める皆さんが最初につまずくところをご説明します。
ホームページとSNSの順番についてです。
よく「SNSは無料だから、まずSNSから」と言われます。それも1つの考え方ですが、先にやるべきなのは、お客様が「どうやってあなたを知るか」で決まります。
僕なりの目安は、こんなところです。
- 写真で魅力が伝わるお店(飲食・美容・雑貨・教室)→ SNSを先に
- 相談してから依頼される仕事(建設・工務店・士業・BtoB)→ ホームページを先に
- 人を採りたい・求人を出したい → ホームページを先に
- すでにお客様がいて、紹介で回っている → ホームページを先に
「写真映えするかどうか」で分けているように見えるかもしれませんが、そうではありません。
基準は、お客様が決める前に「調べるか」どうかです。
ランチのお店なら、写真を見て「よさそう」でそのまま行きますよね。
でも、家の工事や相続の相談、採用の応募は、そうはいきません。「この会社は大丈夫か」を必ず調べます。
そのときに、住所も料金の目安も実績も出てこなければ…候補から外れてしまうのではないでしょうか。
ちなみに、どちらが先であっても「もう一方はいらない」ということではありません。順番の話です。
迷ったら、お客様に「うちをどこで知りましたか?」と聞いてみるのが、いちばん早いと思っています。
SNSだけに頼るのが心配な理由|アカウントは「借りている場所」

ここでは、SNSで発信している皆さんに、絶対に知っていてほしいことをご説明します。
アカウントが使えなくなることがある、という話です。
Metaの透明性センター(FacebookとInstagramの運営会社による公式の説明ページ)には、はっきりこう書かれています。
「コミュニティ規定に違反するコンテンツの投稿を再三の警告と制限にもかかわらず続けるアカウントは、ほとんどの場合、停止されます。」
Meta 透明性センター「アカウントの制限」(2024年11月12日更新)
もちろん、まじめに発信しているお店や会社が、いきなり止められるわけではありません。
ただ、同じページには「弊社の判断が誤っている場合もあります」とも書かれていて、間違いだと思うときはアプリから知らせることができる、という案内もあります。
つまり、SNSのアカウントは、自分のものではなく「借りている場所」だということです。
フォロワーさんも、投稿も、借りている場所の中にあります。
ぶっちゃけ、これはチョット怖いですよね…。
だからこそ、ホームページという「自分の場所」を1つ持っておくことに意味があると思っています。
仮にSNSが止まっても、ホームページとお問い合わせフォームが残っていれば、お客様との連絡は切れません。
この話は、企業に限らず、個人でお店をやっている皆さんも同様です。
ホームページを持つ意味については「【必見】ホームページの必要性を解説!持たないデメリットがヤバすぎた」でもまとめていますので、気になる方はのぞいてみてください。
ホームページとSNSの連携のコツ|3つの導線をつなぐ

ここまでは、ホームページとSNSの違いと順番をご説明しました。
ここからは、2つをつなぐ「連携」のコツをご紹介します。
連携というとシステムの話に聞こえますが、やることは単純です。お客様を行き止まりにしない、それだけです。
つなぐ場所は、この3つで十分だと思っています。
- SNSのプロフィールに、ホームページのURLを入れる
- Googleビジネスプロフィールに、ウェブサイトとSNSのリンクを入れる
- ホームページ側にも、SNSのリンクを置く
1つ目が「SNSのプロフィールにURL」です。
投稿を見て「ここ、気になるな」と思った人がいちばん最初に押すのが、プロフィールです。
そこにホームページのURLが無いと、せっかく興味を持ってくれた人が、そこで止まってしまいます。
2つ目が「Googleビジネスプロフィール」です。
Googleマップに出てくる、お店や会社の情報のことですね。Googleビジネスプロフィール ヘルプには、ウェブサイトについてこう書かれています。
「ビジネス プロフィールで、ビジネスのウェブサイトをユーザーと共有できます。」
Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールを編集する」
編集できる項目の中には「ソーシャル メディアのリンク」もあります。
つまり、Googleマップで見つけた人を、ホームページにもSNSにも案内できるということです。
「プロフィールを編集」→「ビジネス情報」から入れられるので、まだなら今日のうちに埋めてしまいましょう。
Googleビジネスプロフィールの使い方は、こちらの記事でくわしく書いています。

3つ目が「ホームページ側にもSNSのリンク」です。
ホームページは残る情報が強いぶん、「今の様子」は伝わりにくい。
そこにSNSのリンクや最新の投稿を置いておくと、「ちゃんと今も動いているお店だ」と伝わります。
あと、LINE公式アカウントを使っている方は、2026年10月21日(水)から新しい「投稿」機能がすべてのアカウントで使えるようになる予定です(日程は変更になる場合があります)。
LINE VOOMで発信していた方は、こちらもあわせてご確認ください。

やってしまいがちな失敗3つと、今日からできる見直し

ここからは、ホームページとSNSの使い分けでつまずきやすいところを3つご紹介します。
失敗① SNSに住所・料金・連絡先が書いていない
失敗の1つ目が「SNSだけでは、知りたいことが分からない」です。
写真はたくさんあるのに、営業時間も駐車場も料金の目安も分からない。これ、かなり多いです。
失敗② ホームページを作って、そのまま放置する
2つ目が「作って終わり」です。
何年も前の情報のままだと、かえって「今もやっているのかな?」と不安にさせてしまいます。
失敗③ 同じ内容を、両方にそのまま貼る
3つ目が「まる写し」です。
SNSは短く、写真で。ホームページは、くわしく、順番に。器が違えば、盛り付けも変わりますよね。
この3つを踏まえて、今日やるのは、次の5つだけでいいと思っています。
- SNSのプロフィールに、ホームページのURLが入っているか見る
- Googleビジネスプロフィールの「ウェブサイト」を埋める
- 住所・営業時間・連絡先が、どちらを見ても同じか確かめる
- ホームページの古い情報を1か所だけ直す
- SNSの固定投稿で、ホームページを一度案内する
全部やっても、たぶん30分かかりません。
まずはここから始めて、様子を見ながら足していくのがいいと思います。
なお、ホームページを新しく作る費用が気になる方は、補助金を使う方法もあります。

まとめ
今回は、「ホームページとSNSの使い分け!どっちを先に作る?連携のコツも解説」と題して、2つの違いと順番、つなぎ方を解説しましたが、いかがだったでしょうか?
要点を並べ直しておきます。
- SNSは「流れる情報」、ホームページは「残る情報」
- どちらを先にするかは、お客様が「決める前に調べるか」で決まる
- SNSのアカウントは借りている場所なので、自分の場所も持っておく
- 連携は「プロフィール」「Googleビジネスプロフィール」「ホームページ」の3か所をつなぐだけ
- 今日できるのは、URLを1本入れること
ホームページとSNSは、どっちが上でも下でもありません。
SNSで知ってもらって、ホームページで信用してもらう。この順番でお客様がつながっていくのが、いちばん強いと思っています。
まずはプロフィールにURLを1本入れるところから、始めてみましょう!
ツナガルでは、ホームページとSNSの使い分けも含めた、情報発信のご相談をお受けしています。
「SNSは続けているけど、次に何をすればいいか分からない」「ホームページを作るべきか迷っている」という方は、ツナガルへお気軽にご相談ください。
今あるものを見ながら、順番を一緒に決めるところからお手伝いします。
参考・確認日:2026年10月19日
・総務省「令和7年通信利用動向調査の結果」(令和8年5月29日公表)
・Meta 透明性センター「アカウントの制限」(2024年11月12日更新)
・Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス プロフィールを編集する」
・LINEヤフー for Business「「投稿」機能の提供開始について」(2026年9月16日更新)
