【東北電力】11月分は低圧で1kWhあたり3.85円アップ!検針票で増える額を計算する方法

皆さんは、電気代の請求書にある「燃料費等調整額」という項目を、ちゃんと見たことはありますか?
2026年9月29日、東北電力が「2026年11月分の燃料費等調整単価」を発表しました。
結論から言うと、低圧の単価は、10月分より1kWhあたり3円85銭アップです!
「で、うちの請求はいくら増えるの?」
と思うのは、僕だけではないはずです。
そこで今回は
- 11月分の燃料費等調整単価(低圧)がどう変わったのか
- 検針票のどこを見れば、増える額を自分で計算できるのか
- 使用量別の計算例と、高圧の事業所の注意点
- 今日からできる対策
を解説していきます。
電卓を片手に、最後までご覧ください😉
東北電力が11月分の単価を発表|低圧は1kWhあたり3円85銭アップ

それでは、まず最初に「燃料費等調整単価」を簡単にご紹介しましょう。
電気をつくるための燃料(LNGや石炭など)の価格は、毎月のように変わります。
その変化を電気料金に反映するために、1kWhあたりの単価を毎月見直す仕組みが「燃料費等調整」です。
東北電力が発表した、低圧(ご家庭や小さなお店・事務所の契約)の単価は次のとおりです。
| 対象 | 10月分 | 11月分 | 差 |
|---|---|---|---|
| 低圧(1kWhあたり) | ▲10円14銭 | ▲6円29銭 | +3円85銭 |
引用:東北電力「2026年11月分の燃料費等調整単価について」(2026年9月29日)
「▲」は、マイナス(電気代から引かれる)という意味です。
引かれる金額が1kWhあたり10円14銭から6円29銭に小さくなったので、差し引きで3円85銭、先月より高くなるというわけです。
この差がなぜ生まれたのか、細かい内訳は、公表されている資料からは確認できませんでした。
ここでは、まず「単価が変わった」という事実を押さえておいてください。
検針票で見る3か所|使用電力量・燃料費等調整額・契約種別

ここまでは、11月分の単価をご説明しました。
ここからは、検針票(請求書・マイページの明細)の見方をご紹介します。
見るのは、次の3か所だけです。
- 使用電力量(kWh)
- 燃料費等調整額(円)
- 契約種別(従量電灯・低圧電力・高圧など)
1つ目の「使用電力量」は、その月に何kWh使ったかです。
2つ目の「燃料費等調整額」は、使用電力量に燃料費等調整単価をかけた金額です。
つまり、燃料費等調整額 = 使用電力量 × 燃料費等調整単価ということです。
3つ目の「契約種別」は、低圧なのか高圧なのかを確かめるために見ます。
なぜなら、低圧と高圧では適用される単価が違うからです。
なお、東北電力以外の新電力と契約している場合は、その会社の請求書に書かれた単価を見てください。
計算してみよう|月260kWhで約1,001円、月1,000kWhで約3,850円

それでは、実際に計算してみましょう。
やり方は、先ほどの差額3円85銭に、使用電力量をかけるだけです。
| 1か月の使用量(例) | 計算 | 先月との差(目安) |
|---|---|---|
| 260kWh(ご家庭の標準的な例) | 260 × 3.85円 | 約1,001円 |
| 810kWh(お店・事務所の例) | 810 × 3.85円 | 約3,119円 |
| 1,000kWh | 1,000 × 3.85円 | 約3,850円 |
※使用量は計算のための例です。実際の請求額ではありません。
ここで、絶対に忘れないでほしい注意点があります。
この金額は「単価の差だけ」の目安です。
基本料金や再エネ賦課金(再生可能エネルギーを広めるための費用)、それに託送料金の見直し分は含まれていません。
つまり、実際の請求額は、この表の金額とは違ってくるのです。
また、11月分が検針票のどの使用期間に当たるかは、検針日によって変わります。
お手元の検針票の「使用期間」もあわせて確認してみてください。
高圧の事業所は?|11月分の単価と確認のしかた

ここでは、高圧で電気を使っている事業所の皆さんが、11月分の請求を確認するときに、絶対に知っていてほしいことをご説明します。
低圧と高圧は、別の数字だということです。
東北電力の発表では、高圧(分散検針)の11月分の適用単価は1kWhあたり2円79銭です。
先ほどの低圧の「3円85銭アップ」は、高圧にはそのまま当てはまりません。
高圧の10月分との差は、東北電力の「燃料費調整単価等のお知らせ」の一覧で、ご自身の契約に合う行を確認してください。
さらに、検針日が毎月初日の「繰上検針」の高圧や、特別高圧の契約では、市場価格調整単価が10月19日にお知らせされる予定とされています。
この記事を書いている時点では、まだ公表されていません。
該当する事業所の皆さんは、お知らせが出たら必ず確認してくださいね。
この考え方は、高圧に限らず、特別高圧の契約でも同じです。
判断に迷ったら、まずは契約先か専門の窓口にご相談ください。
託送料金の見直しとの関係と、今日からできる3つの対策

ここまでは、燃料費等調整単価の話でした。
ここからは、同じ時期に重なる「託送料金の見直し」と、皆さんが今できることをご紹介します。
東北電力は、託送料金の変更に伴う電気料金の見直しを、2026年11月1日に実施すると発表しています。
ご家庭の標準的な例(30A・月260kWh)で、月485円の値上げです。
どの使用分から適用されるかは、この記事の時点で確認できていません。
ですので、請求書が届いたら、必ず東北電力の最新のお知らせと照らし合わせてください。
詳しい中身は、前回の記事でまとめています。

そのうえで、今日からできる対策は次の3つです。
- 検針票を1枚出して、使用電力量×差額で増える額を計算する
- 冬に使用量が増える月を、直近12か月の使用量から把握する
- 契約期間・解約金・プランの種類を確認したうえで、契約の見直しを考える
契約を見直すときは、「必ず安くなる」とは限らないことも知っておいてください。
市場価格で単価が変わるプランは、冬に価格が上がるリスクもあります。
切り替えの段取りと、勧誘への注意点は、こちらの記事にまとめました。

ちなみに、ツナガルがご案内しているツナガルでんきは、電気の契約の見直しをお手伝いするサービスで、次の3つが特長です。
- 工事なし
- 初期費用なし
- 電気の品質も変わりなし(停電したときの対応も、漏電トラブルの対応も今までどおりです)
まとめ
今回は、「【東北電力】11月分は低圧で1kWhあたり3.85円アップ!検針票で増える額を計算する方法」と題して
- 東北電力の11月分の燃料費等調整単価は、低圧で▲10円14銭から▲6円29銭へ(+3円85銭)
- 検針票の「使用電力量」と「燃料費等調整額」で、増える額を計算できる
- 月260kWhで約1,001円、月1,000kWhで約3,850円(単価の差だけの目安)
- 高圧は別の数字。市場価格調整単価の公表予定(10月19日)にも注意
- 11月1日の託送料金の見直しは、最新のお知らせで確認する
を解説しましたが、いかがだったでしょうか?
請求書の数字は、ふだんなかなか見ないものですよね。
でも、自分で計算できるようになると、「何がどれだけ変わるのか」が見えてきて、ちょっとホッとします。
まずは検針票を1枚出して、使用電力量に3.85円をかけてみましょう!
ツナガルでは、11月からの値上げも含めた、電気代の見直しのご相談をお受けしています。
ツナガルは特定の電力会社を売る会社ではありません。だからこそ、中立の立場で一緒に考えることができます。
大切なのは、どこが安いかではなく、あなたの使い方に合っているかどうかです。
ご家庭なのか事業所なのか、電気をいつ・どれくらい使うのかで、合うプランは変わります。
ツナガルは、検針票と契約内容を一緒に確認しながら、お客様にとって最適なプランをご提案します。
「自分の請求がいくら変わるのか知りたい」「今のプランのままでいいのか分からない」という方は、検針票をご用意のうえ、ツナガルへお気軽にご相談ください。
参考・確認日:2026年10月6日
・東北電力「2026年11月分の燃料費等調整単価について」(2026年9月29日)
・東北電力「2026年11月分の燃料費調整等について」
・東北電力「燃料費調整単価等のお知らせ」
・東北電力「託送料金の変更に伴う電気料金の見直しについて」(2026年9月28日)
※料金単価は変わることがあります。ご契約中の電力会社の最新のお知らせもあわせてご確認ください。
